日本人、中国人、韓国人、アメリカ人、ドイツ人、フランス人、いろんな人がいる。それでいいそれでいい。いろんな人がいて当然だから、それでいい。仕事の話題で「会社の歯車になって仕事が楽しいの?」とか「誰にでもできる仕事やってて楽しいの?」とか「流れ作業の仕事をしてて退屈じゃないの?」とかいう人がいるけれど、そんなのは疑問に思うのが間違い。どんな人がいたって間違いじゃない。
そもそも、そういう人たちがいないと社会は崩壊する。特に日本では、勤勉な人たちが黙々と働いているから「今の日本経済」が成り立っていると言っても過言ではない。だから、自分がやっている仕事が「誰でもできる仕事」だったとしてもプライドを持っていいのだ。むしろ人のやっている仕事に対して難癖をつけるのはナンセンス。どんな仕事だって「それでいい」のである。ただ、問題がないわけじゃない。生きるために仕方なく働いている人も少なからずいるのだ。いま自分がやっている仕事、本当に楽しいのだろうか?お金のために、生きていくために、仕方なく働いている人がいるんじゃないだろうか?いや、絶対にいる。できることならもっと良いお金の会社に転職したいと思っている人が絶対にいる。仕事が嫌だから別の会社に転職したいと思っている人が絶対にいる。苦悩をしつつ仕方なく働いている人がいる。はたしてそれは「それでいい」なのだろうか?不景気な世の中、仕事があるだけマシかもしれな いが、苦悩・苦痛・苦渋、苦肉、苦境、苦、苦、苦、苦、苦、苦のなかで生きているのはつらいものだ。そう、そんなことを語っている私も通勤電車に揺られて好きでもない仕事を低賃金でやっている。それでよくない、それでよくない、それでよくない。だからなんとかしたい。でも面倒だからまた今度考える事にしよう。そう思ってしまうのは、私の自分の人生に対する情熱もその程度という事なのかもしれない。まあ、仕方がない。それでいいそれでいい。